Node.jsインストール
Node.jsをダウンロードし、インストールすれば開発環境は構築完了。
コマンドからのJavaScript実行、各種パッケージと呼ばれるものをインストールして使うことが可能になる。
node操作
Nodeの操作は基本シンプル。つぎの2つだけ覚えておけば一旦大丈夫。
- Node.jsのバージョン確認
- コマンドでのJavaScript実行
1. Node.jsのバージョン確認
つぎのコマンドでバージョン、インストール済みか確認できる。
$ node -v v16.13.2
2. コマンドでのJavaScript実行
# [モジュール名] --- 実際のモジュール名 $ node /path/to/[モジュール名].js
npmパッケージ管理
npmについては、一旦つぎの4つを覚えておけばOK。
- npmの初期化
- パッケージのインストール
- パッケージのアンインストール
- パッケージのリスト取得
ここからは、くわしく見ていこう。
1. npmの初期化
初期化をすると、package.jsonがnpm initしたフォルダに作成され、npm iでパッケージをインストールできるようになる。npm initしないでnpm iのインストールをしようとした場合はエラーが返るので注意。
$ npm init
状況コマンドを実行するとつぎの質問に答えていくと、package.jsonが作成される。すべてEnterで空白のままにしてもOK。
package name: (desktop) → パッケージの名前 version: (1.0.0) → アプリのバージョン description: → 概要説明 entry point: (index.js) → mainで実行されるファイル test command: → テスト用にコマンドがあれば git repository: → Gitのリポジトリ keywords: → author: → 作成者 license: (ISC) → コードのライセンス設定
2. パッケージのインストール
# インストール i は installの略 デフォルトで--saveオプションがつく # アプリ使用時にも使用するパッケージ $ npm i [npmパッケージ名] # -dオプションは--save-devで開発側としてインストール # 開発時にしか使用しないとき設定 $ npm i -d [npmパッケージ名] # -gオプションはglobalの略 $ npm i -g [npmパッケージ名]
インストールが完了すると、package.jsonにインストール情報がつぎのように自動記載される。
# package.json { "dependencies": { "axios": "^0.26.1", "express": "^4.17.3" }, "devDependencies": { "jest": "^27.5.1" } }
- dependencies -- npm i のデフォルト設定または --save オプションを設定
- devDependencies -- npm i で --save-dev オプションを設定
dependenciesは本番環境でも使うパッケージ。devDependenciesは開発時にしか使わない(jest, electronなど)パッケージで覚えておくといい。
3. パッケージのアンインストール
$ npm uninstall [npmパッケージ名]
4. パッケージのリスト取得
$ npm list $ npm -g list
npm config
- configに設定してあるリスト取得
- プロキシの設定
- キャッシュのクリア
1. configに設定してあるリスト取得
$ npm config list
2. プロキシの設定
$ npm config set proxy http://{host}:{port} $ npm config set https-proxy http://{host}:{port}
関連記事→npm proxy 407エラーを解決する方法(Electronにも対応)
3. キャッシュのクリア
$ npm cache clean --force
jsファイル内でのパッケージインポート方法
const モジュール名 = required("モジュール名");
const { 特定のメソッド,クラス名 } = required("モジュール名");