SSHって簡単にコマンドを短くすることが可能。さて、そんなあなたにコマンドが短くできる方法を話していこうか。
SSH接続をconfigファイルでコマンドを短く--configの流れ
- SSHが元々このようなコマンド
ssh -i ~/.ssh/id_rsa -p 22 username@123.456.789.10
- Configファイルの中身を作成
Host ziyuss Hostname 123.456.789.10 User username IdentityFile ~/.ssh/id_rsa Port 22
- Configファイル作成後のコマンド
ssh ziyuss
さて、じゃあ下記でconfigファイルの解説をしていこう。
configファイルの解説
- SSHの公開鍵 or 秘密鍵が入っているフォルダに『config』というファイルを作成、拡張子なしでOK
- configファイルを開いて『ziyuss』の部分を好きな名前に変更
Host ziyuss
名前はなんでも大丈夫。今回は『ziyuss』にしてる。最後に短くしたコマンドで使う名前だから分かりやすい名前にしておこう。
- ここにはIPアドレスを入力
Hostname 123.456.789.10
- SSHで使用している、『ID』または『username』を入力
User username
- SSHの公開鍵のフルパスを入力
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
- SSHのportは基本『22』portだからこのままでOK
Port 22
- 普段と同じようにコマンドラインをひらいて下記を入力
ssh ziyuss
『ziyuss』の部分は2番目で設定した名前に変更してSSH接続ができれば成功。
おまけ: configファイルに複数のSSH接続を登録
実はconfigファイルに複数のSSH接続を登録しておくことが可能。
configファイルに下記の記述があった場合。
Host ziyuss Hostname 123.456.789.10 User username IdentityFile ~/.ssh/id_rsa Port 22 Host aws Hostname 10.987.654.321 User awsziyuss IdentityFile ~/.ssh/aws_rsa Port 22
・下記コマンドで『ziyuss』に接続
ssh ziyuss
・下記のコマンドだったら『aws』に接続
ssh aws
1回作っちゃえば、簡単に短いコマンドでSSHができてラク。無駄な時間を減らして、その分違うことに使おう。